映画で泣いたことがなかった僕が本気で感動した映画3本 ※ネタバレなし

こんにちは。春休みも終わりに近づき、新学期の匂いが増してきました。日頃変わらず映画鑑賞や読書に浸っております。今回の話題は、皆さんに素晴らしい涙を流してもらいたいという願いのもと、僕が本気で感動した映画を3つ紹介します。

思えば僕は、高校3年生まで映画で泣いたことがなかったんです!もともと感情の起伏がなく、笑ったり怒ったりすることも少なかったのですが、高校3年生の時に観たとある映画を観て号泣してしまい、母親には僕の腫れた目を必死に隠した記憶があります笑笑

○1本目 「7番房の奇跡」 監督・脚本 イ・ファンギョン 主演 リュ・スンリョン 日本公開 2013年 配信 U-NEXT、Hulu

感動 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5 

テーマ「親子愛」「冤罪をいかにして防ぐか」

この映画こそ、僕が人生で初めて泣いた映画です。こちらは韓国映画で、YouTubeなどでは感動作としてほとんどのチャンネルに紹介されています。高校3年、大学1年と2回ほど観たのですが、両方ともボロボロ泣いてしまいました…それでは、完結にあらすじを😭

主人公のヨングは知的障害者で、彼はイェスンという娘を一人で育てていた。ある日、仕事中に、ヨングは女の子の遺体を見つけてしまう。その子の蘇生措置をするために人工呼吸などをしていたが、偶然の目撃者に、ヨングがその女の子を強姦しているのではと勘違いされて通報される。そしてヨングは捕まってしまい、障害を持つが故に正しい状況を説明できなかった彼は、強姦殺人の罪で死刑を言い渡されてしまう……実話に基づく感動の物語

セーラームーン!!」そう何度も繰り返す娘はイェスンで、父親のヨングとは大仲良しでした。本当に嫉妬してしまうくらい仲がいいんです!この二人!物語の大半は刑務所で展開されるのですが、状況がわからない娘のイェスンは何度も父親に会いたがります。それが叶わない切なさに心がやられます😭今も昔も、韓国映画でこれを超える名作はありません。

この映画が伝えたいのは、ざっくりいうと「親子愛」です。もちろん、ヨングの無罪を証明するためにたくさんの人間が動いてくれます。警官でさえも、ヨングに殺人なんていう酷いことはできない!と彼の無罪証明のために動きます。・・・しかし、運の悪いことに亡くなった女の子の父親は警察署長😭彼の意向が変わらない限り死刑判決は動きません😩それでも!最後まで美しい親子の絆を見せてくれた二人には感動しかありません。あぁ、もうダメ😭書いているだけで泣いてしまうよ〜😿すごく悲しいので、本当に泣きたい人にオススメします!

 

○2本目  「きっと、うまくいく」 監督・脚本 ラージクマール・ヒラー二 主演 アーミル・カーン 日本公開 2009年 サブスク アベマ、Hulu、FOD

感動度⭐️⭐️⭐️⭐️/5

テーマ「友情」「若者の自殺増加について」「自分らしく、自分のやりたいことをしよう」

こちら、インド映画です!インド映画というと…歌って踊ってるだけじゃない??って思いますよね笑 でも大丈夫です!僕も最初そう思って見るのを避けていました😓でも観てみるともう面白くて面白くて😁はじめの3分で確信しました!これはヤバイ!と。3時間というなかなかの長編ぷりを全く感じさせない展開。ダンスももちろんありますよ!笑笑 あのスピルバーグやブラッドピットがベタ褒めした作品でもあります。それでは簡潔なあらすじを🎶

インドの超名門大学に通う3人の青年。中でもランチョー(ジャケ写の真ん中の方です!)は自由人で、自分らしさを貫く変人の天才。そんな彼に惹かれていく周囲の人間。ある日、とても仲良しだった3人はある日大学で騒動を起こしてしまい、音信不通になってしまう…

コメディ要素が強く、劇中何度も笑ってしまいます🤗特にランチョーが教授に一矢報いるシーン!凝り固まった教授の考えを払拭してしまうランチョーの姿勢はとてもカッコ良い!でもこれ、ボロボロ泣いちゃったんですよ!「7番房の奇跡」はどちらかというと同情の涙だったのに対して、こちらは本当に心からの涙でした。泣かせてくるシーンはないのに、なぜか他人のために動いているランチョーの姿勢に心から感動したんです😭見返りを求めず、本当に、純粋に他人のために行動することをどれだけの人数の人ができるでしょうか…この映画は、感動しただけでなく、自分の人生も変えさせられた映画でした。笑えて泣ける映画というのは、まさに「きっと、うまくいく」でしょう!自殺シーンはあるものの、内容は重いものではないので気軽に見れます!全人類にオススメです!

 

○3本目  「シンドラーのリスト」 監督 スティーブン・スピルバーグ 脚本 スティーブン・ザイリアン 主演 リーアム・ソーニン 日本公開 1994年 サブスク U-NEXT、Amazonプライム 

感動度 ⭐️⭐️⭐️⭐️/5

テーマ「戦争」「1つの命」「ナチスホロコースト

事前に述べておくとこちら、R 18映画です。故に残酷なシーンが多く、白黒でもその凄惨さが伝わってきます💦オスカーシンドラー、有名な実業家で、実際に1000人以上のユダヤ人の命を救ったと言われています。ちなみに彼自身はユダヤ人ではありません。そんな彼の物語。それでは辛いですが内容を簡潔に…

ナチスホロコーストユダヤ人弾圧運動です)が激化してきた世の中に、工場長のシンドラーユダヤ人を会社に雇う。均等に雇おうとするも、技術がある人が優先されしまう。そんな世の中に疑問を持ったシンドラーは、シンドラーのリストに記載されたユダヤ人を救おうと動き出す…

こちらまた3時間15分の超大作。でも全く飽きないんですよね〜スピルバーグの特徴として、ストーリー展開よりも映像で魅せるイメージがありますが、今回もまさに…虐殺のシーンも、不謹慎ですがとても上手い撮り方だな、と感じました。残り15分まではひたすら映像と、もっと悲惨だったであろう現実にひたすら危惧してました😫しかしそこからガラッと変わり、多くの命を救ったシンドラーの姿勢に自然と涙が止まりませんでした😭後は余韻に任せて追いの涙!もうエンドロールまで泣きっぱなし。無事、親にばれました笑 誤魔化しようがないです…

シンドラーのような考えの方がもっといたらなぁ、となんて思ってしまいます。虐殺されてしまった600万人のユダヤ人に捧げて、一日でも大切に生きたいと思います。一つの命を大切に⤴️紹介した3本の中では一番ハードですが、見て損はなかったです。

これからもいろいろな映画を紹介していくのでたまに覗いてください!フィルマークスで普段の映画鑑賞を呟いています。興味を持っていただければ、ぜひ🙇‍♂️

https://filmarks.com/users/kotaro0903